2016年3月27日日曜日

独り寝の子守歌・・・

君のいない部屋の中 ひとりたたずみ灯りを見る


明かりが灯した光には 鏡に写る自分の顔 


ものさびしげに目が潤み


外は嵐のような風が吹き 寒さも心を襲ってきて 


肌身が縮みますます君を恋う


人恋しさと人肌恋しさを ベッドの枕に預けても 


素肌と素顔が渇いてきて


寒さとともに身を削り 耐えきれないような夜の暗さ


部屋に明かりを灯しても 温かみが流れ出ず 
風の音色に消されてしまい


寒さと人肌恋しさに 心を閉ざしてふさぎ込み 


君のいない独り寝の 膝を抱きしめ暖める 


心の灯火も逃げていき 眠れぬ夜の子守歌 


ヒュー ヒュー すきま風が鳴ってきて


暖炉と暖房に身を任せ 独り寝の子守歌を歌いながら 


ベッドに心を横たえて 孤独の夜に耐えながら・・・ 


夜明けが来るのを待ちながら・・・



0 件のコメント:

コメントを投稿