2016年3月29日火曜日

泣いてしまう・・・

悲しいね さびしいね


はかなく あえなく 消えていく


心に光を灯しても 光は瞬く間に過ぎていく


光を信じて生きてても 光はどこにも反射せず


瞬時に去って流れ行く


残るものは何も無く 


心を皆無にしてみても 心は容易に取り戻せない


泡の藻くずと消えていく


心の傷が泣いている・・・

2016年3月28日月曜日

夜泣き虫・・・

真っ暗闇夜の深夜の世界


眠りたいけど眠れない


寝かせてくれ 寝かせてくれ 誰か寝かせてくれないか


眠りたい 眠りたい 眠りたいけど眠れない


子守歌でも歌ってくれ 子守歌でも聞かせてくれ


眠れなくて涙が出る 寝ることができなくて涙が出る


歌ってくれ 聞かせてくれ 子守歌を流してくれ


眠らしてくれ 寝かせてくれ 


子守歌でも歌ってくれ 子守歌でも聞かせてくれ


そうしたら眠れるかも知れない そうしたら寝れるかも知れない・・・

迷い道・・・

夢にさすらい 夢にさ迷い


恋にさすらい 恋にさ迷い


迷って 迷って 迷い道


迷い道を駆けながら 夢 恋 夢 恋と叫んでも


夢にさすらい 恋にさ迷い さすらい さ迷い 迷うばかり


迷って 迷って 迷い道


毎日毎日 迷い道・・・

蝉の音・・・

シーンとした部屋の中 部屋にしみいる蝉の音


シーン シーンと鳴り響き 物音ひとつもしない部屋の中


隣近所 ご近所さん 向こう三軒両隣 町の隅から隅までも


何の音も聞こえない


朝から深夜の時間帯 連日連夜シーンとして 毎日毎日蝉が鳴く


シーンとした空間で 一体何をすればいい・・・



心に明かりを灯しながら・・・

渇いて 冷えた 空気の中


枯れて 凍った 空気の中


心に明かりを灯しながら・・・・・ 


心に灯火を持ちながら・・・・・


どうかより良き風が吹くように


どうかより良き空が見えるように


心に明かりを灯しながら・・・


心に灯火を持ちながら・・・

空模様・・・

空の色が薄暗い 曇り空の空模様


時々不気味な風が吹く


季節に合わない空の色 


空の色が変化して 風雲急を告げるのか


曇りの空は陰気なもの 心さえも曇りがち


雨空よりも嫌になる


早くいい天気になってくれ


青の空が見たいもの・・・

2016年3月27日日曜日

恋と恋人に焦がれて・・・

恋する人を求めても 恋する人を探しても


恋する人は現れない


恋に焦がれて 焦がされて 恋する人を見つけても


恋は何処かへ逃げていく


恋と恋に焦がされて 恋人と恋人に焦がされて


恋と恋人を掴んでも 恋と恋人は はかなくて


恋と恋人は去っていく


恋に焦がされ 恋人に焦がされ 恋と恋人に別れを告げる


はかない 恋と恋人の 恋物語 恋模様・・・



何となく・・・

恋人と戯れて ロマンチックな夢を見て


星空の街角を 肩抱き寄せて ランナウェイ


抱きしめた唇は 離れられない恋の色


星屑の並木道 きらびやかな ダンシング オール ナイト


ふたりだけの世界に入り 語り明かそう今日の夜


輝いている 星座の群れが やさしさを投げつけて


ネオンサインが ふたりの行方を 見つめてくれるから・・・

孤独の世界・・・

眠りたいけど眠れない


暗中模索のこの時間 孤独感が身に沁みる


人は誰もが孤独なもの 孤独には充分耐えている けれども心の奥がむせび泣く


孤独と孤独の狭間感 誰もがみんな喪失感 連帯意識がなくなって 協調意識がなくなって 


ひとりひとりが行脚する


わけのわからぬ個人と世界 心を宿す場所もなく 連日連夜さまよって


目的意識も持てもせず 耐えて 苦しみ もがいても どうにもならないものだけど


何を求めりゃいいものか 心さびしくなるばかり・・・

12月末の寒さ・・・

寒い 寒い 冬の12月の日々 


こんなに寒くちゃあ クリスマス お正月もあったものじゃない


今年の12月は例年になく 心も凍るし 身も凍る


寒さが沁みる12月 部屋の中に閉じこもり


思案を奏でて思考して 勘案しても寒さが襲う


何をするのにも意欲が沸かず 寒さが邪魔をして身を塞ぐ


閉じこもりの部屋の中 何をしようかと考えて 


頭脳を動かせようとしてみても 極度な寒さに負けてしまい


雨と雪も降ってきて やらずの雨と雪となり


何もすることができなくて ただただ単に身を縮め


時計を眺めて 時の流れを見ているだけ・・・

都会の夜・・・

夜空に光る光線の中 流れる星座が輝き出す


夜のネオンも光り出し 街の景色が夢を見る


光を浴びた光沢の 銀色の世界が動き出し


夜のレッドに刺激され 赤の模様が流れ出る


都会の夜は長くなり 朝まで続く色模様


人の気配も様変わり 色とりどりの人模様


夜明け近くの時間まで うごめき回る街の波


都会の夜は何を・・・

夢のタイトル・・・

ほんの小さな夢でもいい


ほんの小さな欠けらのような夢でもいい


せめて心に宿しておき・・・


所詮叶わぬ夢なれど 所詮実らぬ夢なれど


光が差すのを待ちながら 光が灯すのを待ちながら


夢をソッと心の奥に秘めながら 夢を心の奥に隠し持ちながら


いついつまでも心の中のそばに置き いついつまでも心の中の片隅に置き


あきらめないように 投げ出さないように 抱きながら


たとえ叶わぬ夢でもいい たとえ実らぬ夢でもいい


心の深層に保ちながら 心の深奥に据えながら 夢を心の支えにして


小さな小さな夢なれど はかない わびしい夢なれど


小さき小さき夢なれど むなしい さびしい夢なれど


夢に心を託して・・・

独り寝の子守歌・・・

君のいない部屋の中 ひとりたたずみ灯りを見る


明かりが灯した光には 鏡に写る自分の顔 


ものさびしげに目が潤み


外は嵐のような風が吹き 寒さも心を襲ってきて 


肌身が縮みますます君を恋う


人恋しさと人肌恋しさを ベッドの枕に預けても 


素肌と素顔が渇いてきて


寒さとともに身を削り 耐えきれないような夜の暗さ


部屋に明かりを灯しても 温かみが流れ出ず 
風の音色に消されてしまい


寒さと人肌恋しさに 心を閉ざしてふさぎ込み 


君のいない独り寝の 膝を抱きしめ暖める 


心の灯火も逃げていき 眠れぬ夜の子守歌 


ヒュー ヒュー すきま風が鳴ってきて


暖炉と暖房に身を任せ 独り寝の子守歌を歌いながら 


ベッドに心を横たえて 孤独の夜に耐えながら・・・ 


夜明けが来るのを待ちながら・・・



心の囁き・・・

君の涙は見たくない 僕は涙に弱いから


君の微笑は見たくない 僕は微笑は嫌だから


君の涙と微笑は 何処かに隠していて欲しい


僕は君の本当の姿が見たいから


そしたら君に僕の本当の心を告げるから・・・



雨の便り・・・

悲しい空の涙の雨 私の心を映すように


しずくの色が語りかけてくる


雨の音はもの悲しく ついつい感傷に耽りがち


雨は涙を誘うように しとしとしとと問いかける


雨の音色に尋ねても 雨の流れに尋ねても


雨は何も答えない


ただただ単に降るだけで 何の便りも運ばない


けれども雨は涙を誘う・・・



君を恋うるメロディー・・・

あの時見た君の瞳


あの時見た君の長い黒髪


あの時見た君の笑顔


僕は心を奪われて 思わず惚れた 一目惚れ


けれども結ばれない赤い糸 


どうすることもできなくて 僕の心は泣き寝入り


今では過去の人となり 淡く さびしく 消えている


はかない未練が残るけど 遠く過ぎ去る人となり


別れを告げた過去の人・・・

大晦日の夜明け前の寒さ・・・

寒い 寒い とにかく寒い 寒さに負けてしまいそう


考えられないような寒さの大晦日の夜明け前


風がますます寒さを呼ぶ


季節風か何だか知らないが


2月に吹くような季節風


寒さと風に襲われて 何もする気が起こらない


大晦日の夜明け前の今日の日も


寒さと風の中 ひとりで夜明けまで時を待つ・・・



華麗なる彩り・・・

赤 青 ピンク ワインレッド 緑 黄色 紫 紺 


白 碧 黒 茶 ねずみ色


それぞれが織りなす色模様 濃い色 薄い色 入り混じり


色の世界を示している


言うに言われぬ色模様 華麗なるが彩りに 洗練されて 反映し


色とりどりの色彩に 心も身体も洗われる・・・

お前に・・・

俺がお前にしてやれること


それは俺が辛抱すること それは俺が我慢すること


それでお前が返ってくるならば それでお前が戻ってくるならば


俺は辛抱 我慢する


何もしてやれることができなかったお前だけに


余計に俺は辛抱 我慢する


それでお前が返ってくるならば・・・


それでお前が戻ってくるならば・・・



深夜の論・・・

思うから苦しくなる


考えるから苦しくなる


ある程度は思うけど ある程度は考えるけど


あまり何も思わない方がいい


あまり何も考えない方がいい


時間と暇がありすぎて 思ったり 考えたり するけれど


あまり何も思わない方がいい


あまり何も考えない方がいい


その方が気楽になれるし リラックスできる


時の流れに流されて 時間の流れに流されて


時の流れに頭脳を任せ 時間の流れに頭脳を委ね


ネガティブ ポジェティブ 悲観的 楽観的 心の調和点


バイオリズムに身を任せ 流れるように 揺れるように


堅くならず 柔らかく 生きていくのが・・・

深夜のつぶやき・・・

昨夜の夜に降り出した小雨 しとしとしとと身にかかり 


小雨ぱらつく散歩道


コンビニまでの舗道道 夜食がてらにショッピング


一歩一歩踏みしめて 小雨で髪の毛を濡らしながら


思索と模索を兼ねてみて 一言一言つぶやいて 


想いを散歩に乗せながら 部屋に帰って空腹を満たし 


眠れぬ夜の深夜の時間


何をしようか瞑想し けれども何もできなくて 


久しぶりに取ったペン 何となく 描いて自己表現を表記して


気持ちと気分を変えてみて 取り戻してみたマイペース


今は小雨は上がっているけれど


明日はどんな天気になるのやら


わからないけど 知らないけど 


太陽の見える天気になって欲しいけど


そんな期待をしてるけど


けれどもとても眠れそうもない・・・



あなたとなら・・・

あなたとなら ともに歩んでいける


あなたとなら ともに生きていける


あなたの姿をみるたびに 僕は元気と勇気を与えられる


あなたの姿を見るごとに 僕は自信と希望が持ててくる


あなたは僕にとって一番の 


あなたは僕にとって大切な


とても大事な人なのです


だから あなたとなら・・・


あなたとなら・・・

時の流れ・・・

時の流れは速すぎて 時は瞬時に過ぎていく


時の流れを感じることもなく 時はすばやく 音もなく 


瞬く間に過ぎていく


時の流れの速さには 絶句しそうになってくる


時の流れには逆らえず 


時の流れに身を任せ 時の流れに身を預け


時と共に過ごしても 


時は何も言わないし 時は何も告げないし


時は何もしてくれない


時は止まってくれないし 時は待ってくれないし 


時は無言のままに通っていく


暫し止まれ この瞬間 言ってはみても 止まらない・・・

眠れぬ夜・・・

眠れぬ夜の深夜の時間 ひとりぼっちの孤独の部屋


真っ暗闇夜の暗闇で 模想 瞑想に耽りつつ


さびしさの中に耐えきれず ひとり思いを描いても


夢も希望も消え去って 泡の藻くずと消えていく


さびしい夜に身を潜め まだ来ぬ君を待ってても


いつになるかわからない


さびしさと 悲しさが 攻めてきて 心が痛んで仕方なく


暗夜 暗闇 闇夜 暗黒 閉じこもった我が身が辛く


頼る人も何処もなく すがる人も誰もなく


せめて孤独と戦って・・・


深夜 暗夜の黒の中 時計の針を見つめつつ・・・ 

夢枕・・・

はかない夢と知りながら それでも尚且つ夢を見る


叶うはずはないけれど 夢を追いかけ 夢枕


連日連夜夢を見て 夢の中に身を映し


夢に明日を賭けながら はかない夢を見続けている・・・

恋模様・・・

色淡き色彩に 恋の模様が描かれて


色の織りなす恋模様 赤 青 ピンク レッド


キャンパスに染められた色合いは それぞれ恋を告げている


色彩の中に隠された 色とりどりの恋模様


言うに言われぬ味わいが 男と女に駆け巡り


追いつ追われつ走り抜け 恋と恋が駆け抜けて


描かれている恋の色 鮮明なるが新鮮さ


恋はいつも楽しくて 喜ばしいもの 嬉しいもの・・・

誰もが・・・

心の中に想いを秘めて 心の中に苦悩を秘めて


誰にも打ち明けることができなくて


誰にも語り明けることができなくて


たとえ打ち明けたとしても たとえ語り明けたとしても


どうにもならないことばかり


ただただひとり感傷に耽っても どうすることもできなくて


心を悲しみと苦しみの中に 埋めて沈めておきながら


昼の太陽に癒されて 夜の静寂に泣き濡れる・・・

夜風・・・

春一番の前の風 まだまだ寒い冬の夜風 


潮風とともに吹き荒れて 


道行く人を困らせて 涙ぐむほど吹いてくる


海岸通りの道路網 通勤 ドライブ 散歩の人


波の潮を浴びせられ 寒さとともに身が細り


ますます心も凍ってくる


夕闇迫る時来れば まわりも薄暗くなってきて


目先が見えず 見通し立たず 波のしぶきと寒さを感じ


心身ともにますます冷え上がり 


夜風が強烈に襲ってきて・・・

暫し止まれこの瞬間・・・

時があまりにも速すぎて 制止 停止 できもせず


時の流れの速さには 着いていけないものがある


時は待ってはくれなくて 自分勝手に進んで行く


時よ 暫く 止まってくれ 時よ 暫く 待ってくれ


そんなに速く進んだら 心も頭脳も眩んでくる


そんなに素早く流れたら 心身ともにまいってしまう


暫し 止まれ この瞬間 


時よ 暫し 止まってくれ 時よ 暫し 待ってくれ・・・

花びらの舞・・・

花束の 純情可憐な花びらが 一枚一枚 散っていく


そよ吹く風に煽られて 連鎖反応を引き起こし


舞い踊るように散っていく


野原に落ちる花びらは ひらひらひらと囁いて


ゆらりゆらりと揺れながら 一枚一枚が誰かを呼んで


探し続けて散っていく


散りゆく花びらの一枚が 誰かを探し当てた時


瞬時に時が過ぎ去って 時とともに逃げていき


風も時に誘われて 風と時が連れ添って


花びらの 一枚一枚 それぞれが


風とともに 時とともに 去っていく


花びらの 一枚一枚の舞い散り踊る美しさ


魅了されて 心も舞い踊る・・・



若き日の想い出・・・

初めて出会った瞬間に 僕は心を奪われた


二人で歩いたアーケード 


何の言葉も交わさずに 静かに二人で歩いていた


途中に見かけた喫茶店 コーヒー飲もうと声掛けて


テーブルに座って見つめ合い 


語りかけた君の声 僕は黙って聞いていた


君の瞳が輝いて 僕は心をときめかせ 純情可憐な囁きに


僕は思わず涙ぐみ


今でも忘れぬあの時の 二人で歩いた日曜日


まわりのすべてがこだまして 虹色の景色を見せながら


二人の世界となっていた


君は髪をなびかせて そよ吹く風に身をまかせ 何も僕には尋ねない


そして二人は無言のまま さようならも言わないで


通り過ぎたアーケード


別れを告げて消え去った・・・



時よ速く過ぎてくれ・・・

時よ 速く 過ぎてくれ 時よ 速く 進んでくれ


今は少し焦っている 今日は少し急いている


時よ 速く 過ぎてくれ 時よ 速く 進んでくれ


今は少々焦っている 今日は少々急いでいる


そんなに待っていることができなくて


そんなにジッとしていることができなくて


時の経過を待ってはいるけれど


時が過ぎゆくのを待ってはいるけれど


今は焦っている 今日は焦っている・・・

夢の中のキス・・・

睡眠中に夢を見た


君の姿が現れて 素敵な唇に魅せられて


思わずキスをしたくなり 抱きしめたくなってきた


いつもの夢は中途半端 途中で目が覚め叶えられず


いつも君に逃げられていた


今日の夢は達成され 君とのキスは素敵なもの


願いが叶った瞬間に 思わずふたりが寄り添って


激しく唇をかさねあい キスを交わした夢の中


ワインレッドの唇が レモンの香りを漂わせ


ふたりは抱きしめ合ってキスをして 


その瞬間に目が覚めた・・・

長い夜・・・

バイオリズムの影響なのか 基本的習慣が身についていないのか


またまた眠れない今日の夜 どうして過ごそうこれからの深夜


時間に耽って思惟しながら 想いを綴ってみてみようか


それとも眠りが襲ってくるまでを 思惟と瞑想を重ねつつ


コーヒーを飲んだり 部屋を掃除したり ベッドに横になって休んだり


時を潰して過ごそうか


眠れない日の今日の深夜 如何にすればいいものか・・・

今はただ・・・

今はただ 時の流れを待つばかり


諸行無常の鐘の音に 身を犯されて 悩まされ


何もすることができなくて ただただ単に身を焦がす


いくら藻掻いて足掻いても どうすることもできなくて


ただただ単に時の流れを待つばかり・・・



プロフィールの写真

写真は僕の若い頃の写真です

やはり夢・・・

やはり夢を見ることだ


やはり夢を持つことだ


やはり夢を抱くことだ


人間にとって夢は欠かせない


やはり夢だ・・・

恋探し・・・

何処かに恋は落ちていないかい


何処かに恋は待っていないかい


何処かに恋は咲いていないかい


恋 恋 恋と恋の中


早く出てこい恋の恋・・・



愛の芽生え・・・

今まで 何気なく そばに いたけれど


今まで 黙って そばにいたけれど


何かが ソッと つぶやいて


愛が芽生えてきたようだ・・・



移りゆく風景・・・

あどけない純粋無垢の時


青春純情の時


挑戦と挫折の時


無我夢中の時


成長の時


貧するロマンの時


成熟 円熟の時


老いらくの恋の時


恍惚の人の時


景色はことごとく移っていく・・・



鏡・・・


道ゆかば 出会う人々多くして 次々次と現れる


人はそれぞれ個性があり わかりあうのが難しく


誰が誰やらわからずに 鏡の如く写ってくる


人は鏡 己だと 思って人の姿を見る


鏡の中の人々は 何も言わず 立ちすくみ


自分と他者を見つめつつ 何処か遠くへ去っていく


取り残された自己を見て 残念 無念の心境で


鏡の中に閉じこもる・・・



雨のメッセージ・・・

雨がたたく窓の音


雨のしずくが流れる音


雨は何かを告げるよう


誰かが涙を流しているのかも


誰かが悲しく泣いているのかも


そんな雨の音を聞き


そんな雨のじずくを見て


雨が伝えるメッセージ


雨はしとしと 心に迫る・・・





一輪挿し・・・

流れがスーと変わってきて 隙間風が耳元にソーと囁いてくる


窓の狭い欄干の花瓶に挿された一輪挿し


静かに空気を入れ換えて 新鮮さが蘇ってくる


花の香りに魅せられて 触りたくなるような漂いと 匂いを微かにに受け取って


衣替えを考える


一輪挿しの色模様 浮かべる景色が何かを示唆してくる・・・



日々の変化・・・

昨日は昨日で去っていく


今日は今日で流れていく


明日は明日でやって来る


それぞれ変化はあるものの


それぞれ進化はあるものの


時とともに消えていく・・・





深夜の瞑想・・・

時の経つのは早いもの 瞬時に時は消えていく


時の流れがわからずに 過ぎた時間を見てみても 


すぐに忘れて流れ去り 何があったかわからない


先の時間を見てみても 予測不可能 予期不能 どうなることかわからない


今を懸命に生きてみて 思慮 考慮をしてみても 今しか見えないことばかり・・・





愛する人と・・・

愛する人とともになり ふたり 時間を 過ごしたら 幸せ感じて わかちあう


すべて心を打ち明けて 語り明かす 夜明けまで


男と女の語り合い 無意味な気持ちもするけれど


愛の告白受けたなら 言葉は自然と消えてくる


ふたりがともにいるだけで 心と心が見えてくる


男心と女心 わかりあえない気もするけれど


ふたりの時間は永遠に消えないものとなってくる・・・

ふたりの夢と愛・・・

夢という名の原点と 愛という名の原点と


夢と愛の原点を 取り戻して 確かめて


夢と愛を持ちながら 今後のふたりを見つめ合い


ふたりだけの世界に望みたい


夢と愛がなくなれば 希望 望みが無くなって


ふたりの意味がわからない


夢と愛を秘めながら これからのふたりの未来を歩んでいきたい・・・

一粒の涙・・・

一粒の 涙の中に 身を浮かべ 心の変化を眺めても 心の中は変わらずに


心の奥に秘められた 涙の数は幾千里 涙によって消されても 時々心に現れる


たった一粒の涙さえ すべてのことを物語る


涙によって洗われて 清き心になったとしても 忘れられないものがある


涙によって成長し 涙が流してくれたとしても 涙の一粒を繰り返す・・・

薔薇の華・・・

窓辺に置かれた花瓶の中に 一輪の薔薇の華がさされている


薔薇の華の花びらが 映えて浮かんで織りなす色模様 何かを告げてくるものがある


何かを求める香りから 一枚一枚の花びらが ときめくように揺れながら 涙ぐむように滲みながら 
何かを期待するように


薔薇の香りを漂わせ 一枚一枚の薔薇の色 それぞれの花びらが 何かを語るものがある


救ってあげたい気もするが 僕にはとてもできそうにない


薔薇の香りと潤いを 静かに見つめてソッとして 側に寄り添い眺めている

風と雨・・・

風がそよそよなびかせて 雨がしとしと囁いて


どうして風が吹くのやら どうして雨が降るのやら


風と雨の語らいは 何かを示唆するものがある


風と雨の風韻は 心に伝えるものがある


風が告げるメッセージ 雨が告げるメッセージ


風と雨の訪れは 何かを告げて物語り 語りかけてくるものがある・・・

五月雨・・・

五月雨はソッと何かを告げてくる


囁くように音色を隠し 静かに流れて消えていく


ポツリ ポツリのすまし顔


途切れ 途切れに音を立て


小鳥もつられて声を出す


雨のしずくの音模様


やさしく包んで洗い流してくれる・・・

迷い分・・・

寝ては覚めてのうたた寝の 夜やら昼やらわからずに


暗黙状態抜けきれず 何が何やらわからずに


何処へ行っても光なく 流れるように去っていく


人の世の道 人の世は 皆目もってわからない


思考行脚を重ねても 何もかもがわからない


人の世の常 人の常 行き着く先はどこなのか


何もかもが見えなくて 今日もすべてが流れてく・・・

少年の流浪と放浪の旅

夢を見つけた少年が 夢を巡って流浪して 努力と時間を費やして


夢を追いかけ旅をする


ところが顧みた時に 時がすでに 遅くなり 夢ははかなく消えていく


辛苦と苦労を重ねても 願いと想いは叶わずに 時を放浪しただけで


少年の姿も何処かへ消えていく


可愛そうな少年の 夢を咲かしてあげたいけれど 見ていた人は何もできず 


傍観しながら見ているだけ


流浪と放浪の旅の少年は これからどうしていくのやら


せめて希望だけでも与えたい・・・

想い出の人・・・

君の姿を見た時に 僕の心はときめいた 


可憐で素敵な美しさ けなげでやさしいしおらしさ 乙女のような魅力的な仕草


僕はメールを送信し 君の返事を待っていた 


けれども答えは返ってこない


いつになっても返事は届いてこない 


冷たくあしらわれ 君は何処かへ去っていき


僕の心は悲しくなって やりきれない切なさと どうしようもない寂しさが 


僕の心に襲ってきた そして別れも告げずにふたりの関係は閉ざされた


未練が残ってやるせなく けれども今となっては取り戻せない


そんな僕と君の関係はいついつまでも尾を引いて 


今日の今日まで続いている・・・
 

一輪の可憐な華・・・

出会い求めて さすらって 偶然見つけた一輪の可憐な華


ジーと眺めてみると美しく 心に染みついてきて 印象に残ってくる


書斎の部屋の片隅に 少しソッと置いてみたら ほのかな匂いが漂って


静かに何かを告げてくる


時々花瓶に水をさし 栄養補給を行って 準備万端整えてみると


一層漂いが増してくる


脳が少し刺激され プラスアルファー出てきたら もっと水をさしたくなる


今日も一日窓の側 少しの光が輝いて 華の光沢見せている・・・

夢の頃・・・

夢多かりし夢の頃


連日連夜夢を見て 夢に心を預けつつ 期待と不安に荒れ模様


叶う夢なら模索して 叶わぬ夢なら捨て去りし


叶う夢と叶わぬ夢 夢 夢 夢で満ちあふれ 夢の世界に入り込む


ところが現実社会は実現するのが難しい 


苦しくなってきたり あきらめたくなってきたり 時間を無駄に費やすだけ 


所詮叶わぬ夢ばかり・・・


夢がことごとく消えていく・・・

運命の人・・・

運命の人がいると言う


真偽のことは知らないが 運命の人がいるならば 早く出会ってみたいもの


そして恋に溺れてみて 夢の世界に入りたい


出会いは待っているかも知れないが 何処へ行けば逢えるのか


出会いの可能性は極小で 果たして出会えるものなのか


望みは叶えたいけれど 運命の人が現れない


そんな運命の人と逢ってみて 恋と愛のふれあいで


心の芯まで溺れてみたい